年を取ったら、その考え方も行動も理解不能なものになるのでしょうか。
私はそうは思いません。
ただ、若い頃に同様の行動をしていたとしても問題にならないような行動が、年をとって同じ行動をすると問題行動になってしまうことがあります。
ここにあげた行動は、
「なんでこんな行動をするんだろう」と思うご家族向けの文章になっています。
もちろん、ご本人が読んでも「そういうことだったのか」と理解することができるかもしれません。
メンタルの病気以外でも治る病気と治らない病気があります。メンタルの病気でも、軽いものは薬で何とかなりますが、重いものは何ともならないことはあります。
ただ、何ともならなかったとしても、「なんでこうなっているのか」くらいは分かってほしい。
実は粗暴な行動をする人がメンタルが弱いために粗暴な行動をしているとわかれば、少しは優しくなれるかもしれません。
あるいは家族から「これくらいはやってほしい」と思っていることをしない方が、実はものすごく頑張っている人なんだとわかれば、優しくなれるかもしれない。
怒りは相手への期待が裏切られた時に起こります。しかし、その期待は本当に合っていますでしょうか。
実を言うと絶対にできないはずのことを期待していませんでしょうか。
争いは、相手への無理解から起こるといわれています。
「家族が何を考えているかわからない」
そう思った時こそ、ここに書かれている記載を読んだり、あるいはクリニックで相談したりしてほしいです。
相手が家族であれ友人であれ、良い縁ができたならば、その縁が保たれる方が、人生にとって有益なのだと私は考えます。
この記載が皆さまの幸せにつながるようにと願っております。
みむら しらきクリニック
院長 白木 達也