認知症から体の病気もある方のメンタル不調まで
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こころのコラム

Kokoro Column

07 - メンタルの診断(よくあたる診断って何?)

例えばうつ病って何でしょうか。落ち込んでいたらうつ病でしょうか。周りからみてヘラヘラしていたら、うつ病じゃないんでしょうか。

メンタル界隈では、従来診断というものの操作的診断というものがあります。
従来診断というのは「医者がうつと言ったからうつ病」みたいな感じですね。
これは、当たっているときは当たっているけれど、外れる時は外れるという診断でした。

そのあたりを踏まえて、「このような基準を満たしたらうつ病にしよう」みたいな感じで、定義を決めたのですね。
それが、ICDと言われるものだったり、DSMと言われるものだったりします。

例えばうつ病ならば、診断基準の一つに「1日中落ち込みっぱなしが2週間以上続く」があるわけですね。
このように書くことで「1~2日程度のプチうつはうつ病にしない」とか「周りからみてヘラヘラしていても、本人が落ち込んでいる気持ちが続いていたらうつ病」とか、うつ病の範囲が決まるわけです。
そして、このうつ病の定義に基づいて、「うつ病に対しては抗うつ薬」みたいな感じでこの薬が効くというエビデンスを作っていきます。

ところで皆さんは、例えばたまたま失恋があって、失恋を気にしていない時に仕事を失敗して「失恋があったから仕方ないよね」とか的外れな慰めを受けたことはあるでしょうか。

診断が違うというのはそういうことで、今具合が悪いということがあったとしても、きちんと原因を分かって原因に合う治療を行わないとしっかりとよくなりません。

他のページでもちらっと書いてあるのですが、例えば体の具合が悪くて朦朧としているとき、いつもは元気いっぱいなところ、「もう自分はダメじゃないか」とひどく弱気になったことはありませんでしょうか。
実をいうとメンタルは体の悪さに引っ張られます。

ここまで書いていて何が言いたいかという話ですが、体が悪い人のメンタルは、体の具合が悪くない人のメンタルとは別物です。
特に高齢者となりますと、病気の一つや二つ、持っているという方は多いかと思います。

もしなかなか治らないメンタルの症状などがあれば、一度ご相談ください。
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