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院長コラム

Doctor Column

14 - 糖尿病(特に2型について)

皆さん、「血糖値」というものをご存じでしょうか。
健康番組でもよく「血糖値が高い!」とか、「高い血糖値を下げる飲み物」とか売り出しているので、血糖値というものを全く聞いたことがないという人はおそらくいないのではと思います。

じゃあ、「血糖値が上がるってどういうこと?」と質問されたときに、どのような状態なのか、答えることができることはできますでしょうか。

例えば子供の時、砂糖菓子をぼりぼり食べていたとします。
皆さんは、子供の頃から「血糖値が高い」と言われていたでしょうか。
一応、一部の糖尿病の方(1型と呼ばれる特殊な糖尿病の方)だと子供の頃から糖尿病にかかっている方はいらっしゃいますが、多くの人がイメージする糖尿病の方は
「中年以降になって、体が小太りになるとともに、血糖値が高くなりがちになる」方かもしれません。

そのような糖尿病の型は「2型」と呼ばれます。

では、「血糖値が高ければ糖質を制限すればいいのよ」となるでしょうか。
なんとなく感覚的にはそれでいいように感じるかもしれませんが、実際は違います。

なので、世の中には「糖質制限ダイエット」なるものがあるとは知っているのですが、この糖質制限ダイエット、素人がやると非常に危険ですよということをここで書ければと思います。

糖尿病について少し知っている人だと、インスリンというものを知っているかと思います。
血糖値を下げるホルモンとして有名なホルモンですね。

ただ、このインスリンが、血糖値を下げるだけのホルモンかというと、違います。
ほかにも色々な機能があるのですが、一つ大事な機能として、
「血糖(グルコース)を細胞の中に取り込む」というものがあります。

要は、血糖値が高いからと糖分を減らしてしまうと、この細胞内への糖分の取り込みが減ってしまうので、元気が出なくなるわけですね。

また、心療内科らしい点を追加すると、私たちは、たくさん頑張ると、甘いものを食べたくなります。
では、その時は、「空腹」なのでしょうか。

「お腹が減った」ということと「空腹」ということは似ているようなのですが、少し実験をしてみるとわかるのですが、例えば夕方、甘いものを食べたくなる人はいるかもしれませんが、この時に少し横になって休憩してみるのはいかがでしょうか。

本物の「空腹」であるならば、これで「空腹感」が減るはずがないのですが、やってみると、意外と「空腹感」を感じなくなるとわかります。

つまりは、「人間は、疲れがたまると、『空腹感』を感じる生き物」だということです。

その空腹感が疲れなのか、それとも本物の「空腹」なのかを区別することが、糖尿病をはじめ、生活習慣病の改善には必要です。

ここまでの内容は、食事療法に関連したものです。
治療はそのほか、「食べたとしても燃やせばいいのよ」という考え方で運動療法をしてみたり、あるいは食事や運動だけでは何ともならない時に、薬物療法があったりします。

薬物療法はまた色々あるのですが、細かくなりそうなので、また次回。

他のご病気のコラムのあと、再開できればと思います。
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