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院長コラム

Doctor Column

19-ワクチン、我々はどのようにウイルスと戦っていくか。

最近、ハンタウイルスの新種が出て、ニュースになりました。
 
ところで皆さん、謎のウイルスがいて、これが人にかかると非常にまずい症状が起こる場合、どのように対処したらよいでしょうか。
 
例えば、ウイルスにかかったかかかっていないかが即座に分かり、別のウイルスにかかった時の症状と全く違って、かかったならばすぐに診断もできるし、よく効く抗生剤もあるというならば、あるいはワクチンなどは不要かもしれません。
 
ただ、実際はそうでもありません。
今回のハンタウイルスで何が問題かというと、かかった時の重症度もよくわからないし、そもそも治療薬があるのだろうかという話も問題になります。
今回、罹患した方々は大変不幸であるように感じますが、隔離が必要です。
なぜならば、最悪の事態というのがあり、つまりは過去の新型コロナ騒ぎの時と同様、
「致死的なウイルスが広がり、かつ対処方法がなく、人類全体が危険になる」
可能性があるためです。
 
おおげさな、と感じるかもしれませんが、私たちは残念ながら体験したように思います。
例えばコロナの時、学生たちは今までの学生が経験したような一般的な学生生活は行えませんでした。
それは非常に辛いことだと思いますが、そのような犠牲を払ってでも、外出制限をしなければいけない程度、「緊急事態」だったのだと言うことができます。
 
もちろん、新型コロナのワクチンも、接種したときの副反応が「無害」とまで言い切れなかったので、ワクチン不要論が出たとしても感情的には理解できます。
 
ただ、人類がウイルスに立ち向かうにはどうしたらいいかと考えたときに、ワクチン以外に有効な武器がなかったことはご理解いただければと感じます。
 
あとは、「17-くすりの話」の項で話したことの繰り返しですね。
 
「損か得か」「毒か薬か」ですね。
 
道具を使って、メリットと思うならば使えばいいし、デメリットと思うならば使わなければいいということかと思います。
 
ただ、一応、国も帯状疱疹ワクチンの接種を推奨しておりますし、メリットがあるものを人は薬やワクチンと呼ぶと思います。
 
当院では、年齢を重ねるにあたって、必要なワクチンを提案いたします。
高いワクチンもあるので、本当に必要かと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、
気になる方はご質問いただければ幸いです。
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