今回は大人と子供の違いについて、
知的能力の違いと、回復力、そして神経の興奮しやすさ
を中心に話していければと思います。
知的障害と呼ばれる状態があります。大人になっても、中2相当以下の知的能力しかないこと(IQ70以下)を指す診断ではありますが、逆に言うと、正常な発達の子でも中2にもなっていない子は大人の平均IQが100としたときのIQが70以下しかないということになります。
当然、対処能力には限界がありますので、すぐに適応障害になります。
そうすると、すぐにうつ病になるのではないかと思うかもしれませんが、うつ病の小学生など、あまり見ませんよね。
そこに子供のもう一つの特性が関連するのですが、何の話かといいますと、「自己回復力が高い」ということです。
あと、多くの大人は覚えているはずですが、どんなに立派な大人でも、10代の多感な時期は、色々と「やらかしてしまった」ことの一つや二つはあるかと思います。
何の話かといいますと、「エネルギーの爆弾庫」のような状態なのですよね。
外からの刺激で一番成長する時期ですし、そのような観点で、「外からの刺激も吸収しやすいし成長しやすい時期」と言えます。
ただ、いくら回復力が高いと言っても、それ以上に疲弊すると、メンタルの不調を起こしてしまうのですよね。
児童精神は、この「成長する時期」という点に着目し、あまり薬物療法は行わず、カウンセリングメインの治療を推奨します。
もちろん、病状がそれなりに弱い、回復力が高いお子さんであれば改善するかもしれませんが、一定数、改善が乏しい方がいらっしゃるのではないかと考えます。
そのようなお子さんに対しては、あまり過剰に使いすぎるのはどうかとは考えますが、若干の薬物療法を行うことも選択肢の一つではないかと考えます。
もちろん、体の各種臓器は20歳付近で最大の機能になりますので、体が完成する前に薬を使いすぎて体を痛めるのは望ましくないかと思います。
そのため、腎臓や心臓、甲状腺などに影響を与える薬は、使うとしても最小限と思うのですが、選択肢の一つとして検討するのは、悪くないのではないかと個人的には提案します。
当院では公認心理士は在籍していませんので、知的障害の評価などは難しいです。
ただ、年齢の若い方の適応障害やその他精神疾患の相談に乗ることはできますので、
もしお困りのことがあればご相談いただければ幸いです。